バンパーの修理について
こんにちは。平沼です。
今回は、バンパーの修理のやり方について、説明いたします。
最近の車ですと、大体がプラスチック製になりますので、損傷の具合も、傷が入ったり、ポコッと凹んでしまったり、または裂けたり穴が開いてしまったりといったところかと思いますが、
材質がプラスチックなため、あまりにも酷過ぎるのを除いて修理が可能なのかと考えています。
その修理のやり方についてもいろんな方法があり、パテをつけて傷を隠したり、凹みを直したり
する所がほとんどだと思います。
ウチでの修理のやり方などですが、パテを使わないで直す感じになりますので、今回は、その方法について説明していきます。
因みに今回は、バンパーの修理(穴が開いてしまっている)とのことで、修理のご依頼をいただきました。
実際に見てみたら、以前にどこかで修理をされたみたいで、その時のパテが出てきてしまい大げさな感じに見えてしまってのでしょう。
ちょうどいいので、パテを使った直し方と比較させて頂けたらと思います。
以前も、傷をある程度削って直されているみたいですが、詰めが甘いみたいで細い線傷が残ってしまっているのが、パテが埋まっていることからわかると思います。
ここが大きなポイントになりまして、パテが無くても直せるかどうかの分かれ目となってきます。
バンパーを修理するにあたり、使用する工具をご紹介いたします。
どれも、裏から押し出すのに使用します。
これを忘れていました。。
バンパーに熱を入れて押し出したりするのですが、工業用ドライヤーというのもあるのですが、ウチでは時間がかかってしまうてために、バーナーを使用しております。
道具は使いようという訳です笑
あとは、バンパーを削る際に使用するエア工具で、ダブルアクションサンダーとギヤアクションサンダーです。
変形と傷を直し、最後に耐水ペーパーの400番から600番で水研ぎをしてしっかりとフェザーエッジを出します。
下地をしっかりやってあげることで、この後も2液のサフェーサーを使用せず、ラッカー系のサフェーサーで抑えることができます。
ラッカーは戻るから(後々、ツヤが引けるの意)と毛嫌いする人もおりますが、下地がしっかりとしていれば問題ない感じとなります。
うちで使用しているものは、ノンサンディングタイプのサフで所謂、缶スプレーになるのですがこれを吹いて乾いた所で、表面をササっとペーパーをかけるだけで完了です。
2液タイプのものだとしっかりと焼いて硬化させないといけなく、研ぐのにもひと手間になります。
一見、手間のかかることをしているように見えますが、実際はこちら方が早かったりするのです。
長々と説明してきましたが、丁寧な仕事に拘っている事を知って頂きたいと思いで今回は、投稿させていただきました。
今回の車両だけでなく、他のバンパー修理について、施工実績の方でもあげさせてもらっておりますので、参考にしてみてください。
ご用命、お待ちしております。。
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